ひんやりした火曜の午後は冷酒を

ひんやりした火曜の午後は冷酒を

会社に勤めていたころ、なかなか辞職するチャンスがこなかった。
そこまで辞めたかった訳ではないから。
仕事をする余裕がなかったのかもしれない。
だけど、その日、本気で辞めると報告した。
こんな日に限り、いつもは少し怖いと感じていたKさんが、こっちに向かってきた。
話しているうちに、まったく事態を知るはずもないKさんが「この仕事、難しいよね。だけどあなたはあと少し続くよ」と言ってきた。
なぜだか悲しくなった。
そして、その日の帰りに、採用担当に退職を無かったことにしてもらった。

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★★